女性の低体重/低栄養症候群の認知・理解促進を支援する新たな取り組み開始


スズケンは4月17日、日本肥満学会から発表された新たな疾患概念「女性の低体重/低栄養症候群(FUS:Female Underweight/ Undernutrition Syndrome)」の認知・理解促進支援を開始したと発表しました。

  1. 取り組みの目的と背景
    近年、肥満が世界的に共通する重要な健康課題となっている一方で、日本では女性における低体重と低栄養が、さまざまな健康リスクにつながることが報告されており、特に若年女性の健康リスクは社会課題となっています。順天堂大学の研究グループは、2021年に発表された研究結果などを通じて、特に少食かつ運動不足で痩せている若年女性において、標準体重の女性と比較して、糖尿病発症リスクが高いことを明らかとしましたが、それ以外にも痩せや低栄養は月経異常、不妊症や骨減少症などの女性特有の疾患、さまざまな不定愁訴を引き起こすことが指摘されています。
    また、内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期においても「女性のボディイメージと健康改善のための研究開発」が新たな研究テーマとなるなど、女性の健康課題を支援する取り組みが広がりを見せています。
    こうした取り組みや研究成果を、一般の方々はもちろん、医療・介護従事者にも広く認知・理解していただくことで、社会課題の解決につなげるアプローチが求められています。
  2. 取り組みの内容(主な取り組み内容)
    • 「一般向けWEBサイト」の開設および運営支援
      本研究グループと連携したFUSに関する情報を発信する専用WEBサイトを開設し、特に若年女性やそのご家族に向けた情報提供を行うとともに、本研究グループをはじめとした関係者の協力のもと、FUSに対する一般の方々の認知・理解を促進するコンテンツを定期的に発信する。
    • 「医療・介護従事者向け専用WEBサイト」の開設および運営支援
    • 協業企業のチャネルやサービスを組み合わせた企画

詳細は以下の資料をご確認ください。
※時間の経過とともに、出典元の資料が閲覧不可能になった場合は、リンクで飛べなくなります。ご了承ください。

出典:株式会社スズケンホームページ
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9987/announcement1/108867/00.pdf
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