【氣めぐり*神社めぐりで開運・健康祈願】第3回 田無神社(東京)

令和6年甲辰(きのえたつ)は硬い殻を破って土の中の種が震えて出てくる。と言う意味です。自分の中にある古い事柄を新しく変えていく。
運を味方にして甲辰年は新しい芽を出して昇龍のイメージで目標を決めて自身をアップデートして軽やかに新しい時代に繋げていく土台作りをしましょう。

辰年にちなんで五神龍をお祀りしている田無神社をご紹介します。

御祭神は尉殿大権現(じょうどのだいごんげん)で全ての生命の源である水とよろずの災を祓う風を司る、豊穣と除災の守護神です。
主祭神は、大国主命・級津彦命(しなつひこのみこと)と級戸辺命(しなとべのみこ)のご夫婦です。

本殿にはこの二柱の神様と金龍を合わせてお祀りしています。拝殿の力強い龍の彫刻は🐉見る価値があると思います。
龍神5柱をお祀りする全国屈指の龍のパワースポット!
五行思想に基づいて五神龍は「方位除け」としても有名です。

金龍神
五行説では土を表し、土用を象徴する中央の守護神です。
大地と豊穣を司り、家庭全体や社内全体を守護し、あらゆる運気の向上と幸福招来のご利益があります。
本殿の中に合祀されています。

青龍神
五行説では木を表し、春を象徴する東方の守護神です。
風や樹木を司ることから庭園などを守護し、また、スポーツや芸能の技芸向上・就業成就のご利益があります。

赤龍神
五行説では火を表し、夏を象徴する南方の守護神です。
火を司ることから書斎など努力の場を守護し、また、学業成就・勝負運・出世運のご利益があります。

白龍神
五行説では金を表し、秋を象徴する西方の守護神です。
金属を司り、秋は収穫の季節であることから、倉庫や飲食に関わる場所を守護し、金運・良縁成就のご利益があります。

黒龍神
五行説では水を表し、冬を象徴する北方の守護神です。
水を司ることから厠・浴室などの水回りを守護し、また、身体健全・夫婦円満・交際運のご利益があります。

田無神社は二の鳥居に「開かれた神社」とあるように、地域社会との結びつきを大切にされています。

また映画スラムダンクの聖地として若い方の参拝も多いそうです。

境内にある土俵は,昭和の人なら誰でも知ってる「巨人・大鵬・卵焼き」と言われた大横綱の大鵬さんが引退後の93年に五穀豊穣を祈念して寄付されたそうです。
わんぱく相撲が開催されたこともあるそうです。

境内にある「撫龍」の龍と玉は、撫ぜると勝運を授かり財産運・商売繁盛すると言われ、どれだけの方が祈願して撫ぜたのだろうかと思うほど石がぴかぴかに磨かれていました。

五龍神の御神木の銀杏の木に手を添えてそれぞれからご神氣をいただきました。
青空に真っ直ぐ伸びる御神木は鎌倉時代より様々な事柄を見つめて来たと思うと感慨深いですね。

広い境内にはたくさんの摂社があり全てをまわり参拝しました。
夏の日差しが眩しくて移動カフェ「風薫る神社なおきち」さんの冷えたミルクティーを飲みながら風の心地よさを感じゆっくりと和みのひと時を過ごしました。

おみくじを引くと今の自分に必要な龍神様を教えてくれます。行かれて際はぜひ引いてみてください。

全ての源は自然と人の和合ですね。
私たちはお互いの違いを認め合い、それぞれの力を出し合って共に生きる事で幸福を生み出していくのではないかと参拝の後に感じました。

6月中旬から7月中旬に行われる「七夕てるてるトンネル」ではカラフルなてるてる坊主の短冊に願い事を書いて境内に飾られます。カラフルに彩りで夏のひとときを楽しむのも良いですね。

風の時代と言われる今、境内に流れる爽やかな風を感じに行ってみてはいかがでしょうか。

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