2023年の夏は連日の猛暑・酷暑でしたね。
1年に4回四季の土用があります。7月20日から8月7日までは夏土用でした。
夏土用には鰻を食べて元気をつけると言われていますが、体温より高い気温は身体に応えますね。
そんな酷暑の続く中、東京五社である【武蔵総社 大国魂神社】を参拝しました。
さすが武蔵の国の守り神
この狼は出雲の大国主の狼と同神で、その昔武蔵国を開き人々に衣食住の道を教え、医療法やまじないの術も授けたとされています。福の神・縁結びの神としても知られています。
江戸と甲州を結ぶ街道沿いにあり、源頼義・義家・徳川家康など名だたる武将たちも信仰していたと言われています。
大木が並び緑の木々が生い茂り、ミンミン蝉の鳴き声と木陰から涼しい風が吹いてきて自然の風はありがたいなぁ、と感じました。
御朱印も頂きました。
(2020年に参拝にあがった時はコロナ禍で御朱印帳に直接書くのは控えられていましたが、今回は直接いただけました。)
この日は『大安で子の日の開運日』
沢山の『お宮参り』のご家族が参拝されていました。
美しい隋神門には大黒様と恵比寿様
大黒様は元々戦いの神様だったそうです。今では、財産の神様というところだけが残っていてうちでの小槌で財運福徳のご利益を授けて下さると言われています。五穀豊穣・ご縁結びの神様でもあります。
恵比寿様は、七福神の中で唯一の日本の神様です。ご利益は大漁と漁業守護であり、五穀豊穣・出世開運と言われています。
苔むした狛犬は歴史を感じます。
一礼して隋神門をくぐりましたら
風の流れ、氣の流れ
氣が整う
光が虹色に輝いていました。🌈
ご挨拶をして境内へ進みます。
青空にくっきりと映える大きく立派な拝殿です。
赤い袴の巫女さんの歩く姿が美しいです。
豪華な作りと二匹の龍が向かい合う手水舎は歴史と武蔵総社の凄さを感じました。
龍は水を司る神様として崇められていたことから手水舎に龍が多いのだそうです。
暑さの中で龍神様の口から流れる水で手を清めてほんの少し涼しさを感じました。
境内には水神社があリます。
水神は、身体健康子孫繁栄を司る神とされているため、ご神水をもらいにあがる人も多いそうです。
徳川家康公の江戸入城を記念して始まった『八朔相撲祭り』。参道には沢山ののぼり旗が風になびき綺麗でした。
立派な土俵で行われる子供たちの『八朔相撲祭り』は8月1日に行われています。
夏の盛りに元気な子供たちの応援に足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
また、大国魂神社と言えば4月30日から5月6日まで行われる『くらやみ祭』が有名です。
灯火を消して神儀を行う祭り。尊い神様が人の目に触れないように、神輿を真夜中に担いだのが由来だそうです。
甲州街道沿い、京王線府中駅南口から徒歩5分。
府中駅から大国魂神社までの参道は馬場大門ケヤキ並木と呼ばれ素敵な通りです。ケヤキ並木をゆっくり歩いて遠く平安鎌倉江戸時代に思いを馳せてみるのも良いかもしれません。