HPVワクチンの理解度に関する調査

厚生労働省は令和5年7月、HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンについて、接種対象者本人やその保護者における理解の傾向等について調べるため、「HPV ワクチンにおける理解度に関する調査」を実施した(令和5年1~2月)。

また、自治体における情報周知の現状、および自治体担当者が抱えている問題意識について調べるため、「HPV ワクチンにおける情報周知の実態に関する調査」も併せて実施し(令和5年1月)、このたび、これら2調査の結果をまとめ公表した。

<子宮頸がんについて>抜粋

  • [子宮頸がんという病気]については、接種対象者本人の 69%、保護者の 91%が「知っている」または「少し知っている」と回答した。
  • [子宮頸がんは深刻な病気だと思う]については、対象者本人の 76%、保護者の85%が「非常にそう思う」または「そう思う」と回答した。
  • [HPV は、性交渉の経験のある女性であれば、誰でも一生に一度は感染する可能性がある]について、「非常にそう思う」または「そう思う」と回答したのは、対象者本人の 37%、保護者の 46%であった。

<HPV ワクチンについて>抜粋

  • [HPV ワクチン]については、対象者本人の 28%、保護者の 9%が「知らない(聞いたことがない)」と回答した。
  • [HPV ワクチンの接種方法・必要な手続き] [政府が、HPV ワクチンの接種をお勧めする取組(積極的勧奨)を再開したこと]についてはいずれも、対象者本人の 53%、保護者の 23%が「知らない(聞いたことがない)」と回答した。
  • [政府が1997~2005 年度生まれの女性に対し、HPV ワクチンを公費で接種できる機会を提供していること(キャッチアップ接種)]については、対象者本人(高校 2年相当~1997 年度生まれの女性)の 53%、保護者(小学校 6 年~高校 3 年相当の娘の保護者)の 26%が「知らない(聞いたことがない)」と回答した。

「HPV ワクチンに関する調査」 (理解度に関する調査、情報周知の実態に関する調査) の結果を公表します 厚生労働省(2023年7月28日)
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