国立社会保障・人口問題研究所は9月11日、「第17回出生動向基本調査」結果の概要を公表しました。
これは、日本の結婚と出生過程、子育ての状況やその背景を定期的に調査し、関連諸施策や人口動向の把握に役立てることを目的に実施しています。調査は独身者調査と夫婦調査から構成されます。
〇調査結果(抜粋)
独身者調査~未婚者の結婚・子どもに対する考え方~
- 「いずれ結婚するつもり」と考える18~34歳の未婚者は、今回調査で8割を下回る(男性75.1%:前回81.4%、女性77.8%:前回84.3%)。「一生結婚するつもりはない」未婚男女は2割を超えたが、そのうち4割程度は「いずれ結婚するつもり」に変わる可能性があると回答。
- 結婚に利点があると考える割合は、男性は6割台から5割台に、女性は7割から6割台に減少。
夫婦調査~夫婦の結婚・出生過程、子育ての状況~
- 職場や友人を介した結婚が減り、アプリ等で知り合った夫婦は2割に(20.2%:前回11.0%)
- 結婚15~19年の夫婦の最終的な出生子ども数は平均1.86人(前回1.90人)、子ども0人は約1割に。1子から2子への移行が低迷しており、3組に1組の夫婦が、また妻の初婚年齢が30歳以上では半数の夫婦が、結婚時の予定子ども数を実現できていない。
- 理想子ども数は2.18人(前回2.25人)、予定子ども数は1.95人(前回2.01人)で初めて2人を下回る。予定子ども数が1人に留まる夫婦が増加。
- 理想の数の子を持たない理由は「子育てにお金がかかる」「育児の心理的・肉体的負担」 が増加。


