厚生労働省は、市販薬の乱用防止を目的とした啓発関連資材を公開しました。
近年、10代~20代の若者を中心に、鎮咳去痰薬等の市販薬を乱用し、救急搬送されたり、薬物依存に陥る事例が急増しており、若者に対する予防啓発や相談・支援体制の整備が求められています。
このため、厚生労働省では、「学校薬剤師・地区薬剤師会を活用したOTC濫用防止対策事業」において、市販薬の乱用防止を目的とした啓発用資材(冊子・動画)を作成するとともに、薬局・薬店において市販薬を販売する薬剤師、登録販売者等を対象として、市販薬の乱用に苦しむ若者を適切な支援先につなぐこと等を目的とした対応マニュアルを作成し公開しました。
これらの資材は、厚生労働省ホームページ及び厚生労働省YouTubeにおいて公開しています。



