「脳卒中や心臓病等に関する世論調査」内閣府

内閣府は11月8日に、「脳卒中や心臓病等に関する世論調査」の結果を公表しました。
調査対象:全国18歳以上の日本国籍を有する者 3,000人 有効回収数1,656人(有効回収率55.2%)
調査期間: 令和6年7月25日 ~ 9月1日
調査目的: 脳卒中や心臓病等に関する国民の意識を把握し、今後の施策の参考とする。

目次

調査項目(抜粋)

  1. 脳卒中や心臓病等に対する印象について
    • 脳卒中や心臓病等に対する印象
      • 怖い印象を持っている95.7%
  2. 脳卒中や心臓病等の予防について
    • 予防のために生活習慣を改善しようと思うか
      • 既に改善を始めて6ヶ月以上である:37.8%
      • 改善しようと思っていない:31.6%
    • 生活習慣をすぐに改善しようと思わない理由(改善しようと思っていないと答えた者)
      • 病気の自覚症状がないから:52.3%
      • 生活習慣を改善するための時間的なゆとりがないから:30.2%
  3. 脳卒中や心臓病等が疑われる症状が出た場合の救急車の要請について
    • 初期症状が現れてから救急車を呼ぶまでの時間
      • すぐに救急車を呼ぶ:76.5%
      • 午前中は様子をみてから救急車を呼ぶ:10.3%
  4. 脳卒中や心臓病等の病院選びの基準やその情報源について
    • 予防を目的として病院を選ぶ際、どこから情報を入手しようと思うか
      • かかりつけ医からの紹介:68.1%
      • 病院のホームページ:41.8% 
  5. 脳卒中の退院後の生活・就労支援について
    • 心臓病等と診断された際、再発・重症化予防の観点でリハビリを行うことについて
      • 重要だと思う:99.0%
    • 脳卒中を発症した後も働き続けられる環境だと思うか
      • そう思う:21.6%
      • そう思わない:77.1%
  6. 心臓病等の退院後の生活・就労支援について
    • 心臓病等と診断された際、再発・重症化予防の観点でリハビリを行うことについて
      • 重要だと思う:98.9%
    • 心臓病等を発症した後にも働き続けられる環境だと思うか
      • そう思う:29.8%
      • そう思わない:68.0%
  7. 脳卒中や心臓病等に関する教育や社会とのつながりについて
    • 小学校や中学校の授業で、脳卒中や心臓病等について、どんな話を聞きたいか
      • どのようにすれば脳卒中や心臓病等の発症を予防できるのか:79.4%
      • 自分自身や家族に脳卒中や心臓病等の症状がでたらどうすればよいのか:73.0%
      • 脳卒中や心臓病等はどのような病気なのか:68.5%
      • なぜ脳卒中や心臓病等になるのか:67.5% 
  8. 脳卒中や心臓病等に関する政府への要望について
    • 政府に力を入れてほしいこと
      • 脳卒中や心臓病等を発症した際に治療できる医療機関の充実:74.1%
      • 脳卒中や心臓病等を発症した後のリハビリテーションの充実:71.6%
      • 脳卒中や心臓病等を発症した後にも仕事や学校を続けられるための環境整備:57.5%
      • 脳卒中や心臓病等を発症したときの救急搬送の体制整備:57.2%

「脳卒中や心臓病等に関する世論調査」の概要 内閣府政府広報室(2024年11月8日)
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