厚生労働省では、毎年3月1日から8日までを「女性の健康週間」とし、国及び地方公共団体、関係団体等、社会全体が一体となり、各種の啓発事業及び行事を展開することで、女性が生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を自立して過ごすことを総合的に支援しています。
令和6年度から開始した健康日本 21(第三次)の基本指針においても、新たに女性の健康の視点を取り入れ、ライフコースアプローチを踏まえた健康づくりとして「女性の健康」を新規に項目立てし、「骨粗鬆症検査受診率の向上」を新たに目標に設定するとともに、「女性の健康週間」の実施を明記しています。また、令和7年度よりスマート・ライフ・プロジェクトのテーマに「女性の健康」を追加し、女性の健康に関する知識の向上と、女性を取り巻く健康課題に対する社会的関心の喚起を図り、女性に特有の健康課題への取組を進めていくこととしています。
今年度は女性の健康週間の一環として、「女性の健康を支える地域・社会の役割~誰一人取り残さない健康づくりの実現に向けて~」をテーマとしたシンポジウムを開催します。
本イベントでは、女性のライフステージごとの健康課題、取り組むべき重点項目を知り、先進的事例の共有の中から、新しい取り組みのヒントを探求する場となります。
当日は、各分野からゲストを招き、本テーマについてさまざまな側面から議論するパネルディスカッションを実施します。