厚生労働省は7月26日、「令和5年簡易生命表」の概況を取りまとめ公表しました。
「令和5年簡易生命表」は、日本における日本人について、令和5年1年間の死亡状況が今後変化しないと仮定したときに、各年齢の者が1年以内に死亡する確率や、平均してあと何年生きられるかという期待値などを、死亡率や平均余命などの指標によって表したものです。0歳の平均余命である「平均寿命」は、全ての年齢の死亡状況を集約したものとなっており、保健福祉水準を総合的に示す指標となります。
厚生労働省は、日本の生命表として、「簡易生命表」と「完全生命表」の2種類を作成・公表しています。
「簡易生命表」は、人口推計による人口と人口動態統計月報年計(概数)による死亡数、出生数を基に毎年作成し、「完全生命表」は、国勢調査による人口(確定数)と人口動態統計(確定数)による死亡数、出生数を基に5年ごとに作成しています。